納税滞納者管理システム
1.システムのポイント
- 滞納者との折衝記録や催告状況をデータベースへ一元管理することにより徴収業務の効率化が実現しました。
- 各業務システムから賦課データを連携することで、賦課台帳を照会できます。
- 行政基幹システムから住記、宛名データ等の連携により、シームレスな宛名情報の照会が可能です。
2.課題と成果
課題
成果
滞納者に対する、文書発送状況や納付相談した内容をシステム上に記録でき、また記録した記事はオペレータ同士でリアルタイムに共有できるため、より細やかな応対ができるようになりました。
システムから催告書発送対象者を自動抽出、および一括印刷できるため、選定~発送までの事務作業が軽減されました。
催告対象とする滞納レベルを随時変更でき、合わせて件数も事前に確認できるため、ターゲットとする滞納層や対象者数を、目標に沿ったかたちで催告できるようになりました。
3.システム概要
国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の滞納者を管理するシステムです。
1人の義務者について複数税目の収納状況を名寄せし照会できるため、義務者が抱えている全ての滞納をひと目で確認することができます。
コンビニ収納バーコードに対応した納付書の再発行を行えます。
一斉催告は、支払い方法、滞納額、滞納期別数、最近の納付日などを条件に、ターゲットとなる滞納者の範囲を細かな視点で抽出することができます。また、対象者について通知書、納付書の一括印刷を行えます。
概要図
4.実行環境
当初 | 現在 | ||||||
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Magicバージョン | 稼働環境 | サーバー | 台数 | Magicバージョン | 稼働環境 | サーバー | 台数 |
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当 初
Magicバージョン
稼働環境
サーバー
台数
現 在
Magicバージョン
- Magic xpa 2.0
稼働環境
- Windows 7以降
サーバー
- Microsoft Windows Server 2008 R2以降
- Microsoft SQL Server 2008 R2以降
台数
- PC170台